2018年10月16日
<筑後南部の菓子文化> ちよか1

今回の調査であぶりだされたのが、この「ちよか/ちよかわ」。
どら焼きよりも薄く焼いた皮で、
くるっとあんこ巻いた上品なお菓子です。
販売店舗数は73軒中11軒と少ないんですが、なぜか柳川周辺限定。
しかもその理由がわかりません。
お店で聞いても「さぁ?」という返事ばっかり。
そんななか、柳川の歴史に詳しい
元和菓子店主の方にお話しを伺ったところ、
おぼろげながら浮かび上がってきたのが、
柳河藩御用菓子司だった柳川の某和菓子店。
「ちよか/ちよかわ」を販売しているお店は、
店主がその某菓子店で修行していた割合が妙に多いのです。
その某菓子店に確認すると何かしら判明しそうですが、
そこのところは未調査のまま。
というわけで、いまはまだ「ナゾのお菓子」ということでw
Posted by 朝倉2号 at 19:00│Comments(0)
│筑後南部の菓子文化